
こんにちは、島田(@mshimada_tax)です。
この「2時間経営会議」というサービスは、平たくいうと外部専門家(島田)と「どうやったら欲しい成果が上がるか」を考える時間です。
最大のポイントは、多くの専門家が通りすぎる領域にしっかり踏み込むこと。
その領域がなにかというと、事業をする目的(Why)や、事業で目指す目標(What)といった相談者のあり方であり、そことトコトン向き合います。
多くの人は、資金繰り改善や、人材確保、組織育成といった表面的な問題に対してメスを入れようとしますが、そもそも相談者がどういう想いで経営をしているのか、をないがしろにしてしまっては、根本的な問題解決にはなりません。
「これをすべき」「それはやめるべき」といった正論だけを並べられても意欲は湧かないじゃないですか。
もちろん、戦略や財務といやり方の部分もサポートしますが、ちゃんと順番を守って、あり方→やり方の順で話を進めていきます。
ということで、ここからは、具体的にどういうコンセプトで、どんなことをディスカッションするのかを説明していきます。
このページを読んでいただくだけでも、「ここは自分にも当てはまる」とか「この問題はこうすればよかったんだ」という気づきを持ち帰っていただけるように解説していくので、このサービスを受ける受けないに関係なく読み進めていただければと思います。
経営会議で得られる成果
このセッションで次のような成果が期待できます。
- 自分の判断に自信が持てなかった方は、納得の意思決定ができるようになり、頭を悩ませる時間が減ります。
- 具体的な戦略が見えなかった方は、明日から何をすればいいか分かるようになります。
- 社員に会社の方針を示せなかった方は、会社が目指す姿を伝えられるようになります。
- 会社のお金の状態が分からなかった方は、自分で資金面の管理ができるようになります。
- 数字の分析が苦手な方は、値上げや値下げが自社の業績にどう影響するかシミュレーションできるようになります。
- 毎回社内会議が空回りする方は、セッションを通じて有意義な会議の進め方がわかります。
ではなぜ、そもそもこういった問題が発生してしまうのか、ということを理解しておいた方がいいので、次はその辺りの解説をします。
何が障害になっているのか?
経営者の方には、社員やお客さんが幸せになる会社経営をしていきたい、とか、もっと会社を大きくさせたい、という理想はありますよね。
そのために、新規事業を模索したり、組織の体制を整えたりしようとする方も多いのではないかと思います。
そこで、経営者向けのビジネススクール、講習会や専門書で、経営戦略や財務の勉強をするわけなのですが、勉強したところでうまくいかなかったことってありませんか?
たとえば、教科書や講義の内容は理解できるけど、
- 実戦の場に落とし込もうとすると、途端に難しく感じる
- 実践しようとしても社内の協力が得られない
- そもそも実践に移す時間的な余裕がない
といったお悩みです。
このお悩みの本質的な原因は2つあります。それは、
- 経営者の個人的な目的や目標が考慮されていないから
- (戦略や会計の)専門家向けのコンテンツを学んでいるから
です。
これらの問題を解決しなければ、価値のある決定的な戦略を立てることは難しくなります。
どこに焦点を当てたらいいのか?
ということで、まず確かめたいのは、経営者の目的や目標が言語化され、社員に伝わっているか、です。
伝えているか、ではありません。
伝わっているか、です。
というのも、経営者の目的や目標は会社の方針を決める判断軸なので、会社全体に浸透していなければいけないものだからです。
「なぜその事業をしているのか」という目的は言語化されていますか?
「その事業を通じてどういう会社になりたいのか」という目標は言語化されていますか?
これが曖昧だと、何を学んでも自社にとって必要なものなのか、不要なものなのか、の判断することはできません。
そして、もう一つ抑えておきたい事実は、経営者は自社の商品やサービスの専門家であり、(戦略や会計の)専門家ではないということです。
なので、財務分析方法や戦略フレームワークといった専門家向けのツールをいくら勉強したところで、実戦で活かせない可能性が多いにあります。
何が問題かというと、学んだり悩んだりする時間で、取引先との関係性づくりや社員とのコミュニケーションといった、本来経営者が優先しなければいけない時間が削られてしまっているということです。
時間は有限なので、できる限り有効に使いたいじゃないですか。
経営者とはいえ、プライベートの時間も確保して、仕事と家庭の両方を充実させたいですよね。
解決策のご提案
以上を踏まえた私の提案は、
- 経営者の目的や目標を言語化し、
- 逆算型で戦略を立てたうえで、
- ”内製化”できるツールを活用して、
- アクションプランを立ててみませんか?
ということです。
そして、この順番である理由はちゃんとあります。
ひとつは、人は目的(「なぜをそれをするか」)や目標(「何を目指すのか」)といった思考や感情を起点に、行動を起こす生き物だからです。
そもそも、ここが定まっていないと、成果を上げるための行動が生まれないということなんですね。
図で表すとこのようになります。成果は必ず目に見えない部分から、です。

そしてもうひとつの理由は、戦略は最初に目的や目標を定めたうえで、逆算で策定すべきだからです。
予測不可能な時代においては、”いま”を起点に「何ならできそうか」を考えるのではなく、”あるべき姿”を起点に「それを達成するために何ができるのか」という思考が大切なんですね。
結局、何をお伝えしたいのかというと、行動を起こすにしろ、戦略を立てるにしろ、まずは先にやるべきことは経営者個人が抱えている目的や目標を見える化することだということです。
これを見える化して戦略ができたら、次にやるべきことは、その戦略を実行に移すお金を工面することです。
このお金の計画を立てるときに、税理士が使うような小難しい決算書を参考にするのではなく、会計があまり得意ではない人でも数字のシミュレーションができるツールが必要になります。
結局、どれだけ専門的なツールであっても、使う人が経営判断に使えなければ「宝の持ち腐れ」になってしまいますので。
2時間経営会議のお申し込みフォーム
下記のお申し込みフォームに、必要事項をご入力をうえ送信をお願いします。
※ご希望日程は3候補程度ご提示をお願いします。
このフォームは決済フォームではありません。
お申し込み内容を確認のうえ、追って決済方法についてメールさせていただきます。
2時間経営会議の概要
具体的なセッションの進め方は以下のとおりです。
- 現状/課題把握
- 事業目的の言語化
- 事業目標の言語化
- 戦略の策定
- 財務面の見える化
- アクションプランの策定
❶ 現状/課題把握
まずは、あなたの「お困りごと」を教えてください。
このセッションにお申し込みいただける、ということは、何かしら溜まっている「お困りごと」があるはずです。
そして、その「お困りごと」を打ち明けることができる相手は数少なかったはずです。
ですので、最初に「お困りごと」を吐き出して楽になってください。
❷ 事業目的の言語化
そんな「お困りごと」という壁が立ちはだかっても、事業を続ける目的をお持ちだと思いますので、その目的を教えてください。
簡単にいえば、「なぜ事業をするのか?」を確認していきます。
とはいえ、いきなり言葉にするのは難しいと思いますので、その場合はこちらから言語化のアシストをしますのでご安心ください。
具体的には、
- なぜ事業を始めたのか?
- 自社の事業がどのように社会の役に立っているのか?
- 外部関係者からみた自社の価値は何か?
- 上記を踏まえて、事業を通じて究極的に何を成し遂げたいのか?
といったことをお聞きしています。
❸ 事業目標の言語化
次は「事業を通じてどんな姿になりたいのか?」ということを確認していきます。
言ってしまえば、理想の姿ですね。
売上100億円とか、上場、といった「主観的」な目標だけではなく、社員にどういうふうになってもらいたいか、お客様にどのように喜んでもらいたいか、地域社会にどんな貢献をしていきたいか、ということをお話しいただければと。
❹ 戦略の見える化
戦略は❶と❸との差(ギャップ)を埋めるために、どうやって経営資源を使うか、ということです。
そして経営資源とは、ヒト・モノ・カネです。
このうちの何を、どれくらい使えば、その差(ギャップ)を埋めることができるのか、を一緒に考えていきましょう。
❺ 財務面の見える化
前項までで何をすべきか、は見えたので、そのすべきことが資金的に実行可能か、を確認しましょう。
よく、❹までで終わってしまうコンサルタントもいるかと思いますが、結局は資金がないと戦略は”絵に描いた餅”になってしまいます。
ですので、ちゃんと資金面から目を背けず「どうお金を工面したら目標を達成できるのか」を明らかにして、不安材料をなくしておきましょう。
❻ アクションプランの策定
最後に、何から手をつけて、いつやるか、というアクションプラン(行動計画)を決めましょう。
通常であれば、6か月~1年のプランを立てていきます。
ここまでくれば、あとはやるか、やらないかだけです。
もし、実行する上でサポート(コンサル)が必要であればご相談ください。
2時間経営会議の詳細
場所と方法
- Zoomを使ったオンライン面談
- 貴社でのリアル面談(旅費交通費実費をいただきます)
のいずれかをご指定下さい。
制限時間について
予定では2時間ですが、2時間経過後「はい、終了」ということはございませんのでご安心ください。
相談者さんの心のモヤモヤが晴れるまでお付き合いさせていただきます。
利用価格
2時間:33,000円(税込)
お支払い方法
銀行振込
※お申込み後、お支払いの詳細についてメールさせていただきます。
特典について
特典は2つです。必要であればぜひご活用いただければと。
- 3か年の財務分析レポート(直前3か年分の決算書をいただければ)
- 1ヶ月の無制限相談(LINEやDMで)
追伸
途中でもお伝えしたとおり、経営者の目的と目標の言語化は最重要ポイントです。
なぜなら、それらが戦略の起点になり、行動の源泉になるからです。
実際、私のクライアントも、SWOT分析とか3C分析といった戦略フレームワークを使っても具体的な戦略が出てきませんでしたが、目標を考える過程で、自然と次の一手が見え、いま実行に移されています。
で、この目的や目標は、壁打ちの壁がいることで出てくるもので、ひとりで考え込んでても出てこないのが厄介なところでもあります。
また、繰り返しになりますが、このセッションの特徴は会社の血液であるお金の部分もしっかりフォローする、という点です。
ですので、目的や目標という経営者としての「あり方」と、戦略や財務という「やり方」の両軸のお手伝いをさせていただきます。
イメージとしては、「あり方」がOSで、「やり方」はアプリだと思っていただければと。
この両軸のどちらかに不具合があると、スマホやPCは動作しませんよね。会社経営もそれと同じです。
この際にまとめて「ブレない両軸」を整えてみてはいかがでしょうか。
