【note】フリーランスのお金と暮らしの話

士業やコンサルに依頼するメリットとは?

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こんにちは、島田(@mshimada_tax)です。

よく職業を聞かれたら税理士です、と返事するのですが、あまり税理士という職業が一般の人々に浸透していないと感じることはあります。


ただ、なんとなくその理由も分かります。

実際に、今の日本の税制では、一生会社員だと生涯税理士と関わることなく生きていけるルールになっているので、不思議なことではありません。


とはいえ、税理士に限らず、士業がお客様に提供している価値を知っておいていただきたいのが正直なところです。

で、私が考えるその価値とは、お客様の時間とお金を増やすことです。

非常に陳腐な表現ですが、これに尽きると思うわけです。

士業もコンサルタントも、これを代行という形で提供しています。

代行の意味は、本来お客様が自分自身でやるべき事を、その知識を持ち合わせていなかったり時間がなかったりするので、代わりに士業やコンサルタントが請け負っているということです。

つまり、こういうことです。

本記事では、税理士をはじめ士業にあまり馴染みはないけれども、これから必要になりそうという方向けに、具体的にどういうふうにお客様の役に立つのかということをまとめていきたい思います。

目次

お客様の時間を増やす

経営には2種類の時間があると思っています。

ひとつは、売上に繋がる時間。
もうひとつは、売上に繋がらない時間。

売上に繋がる時間とは、営業、集客、マーケティング、商品開発といった、売上を獲得するための時間をいいます。

攻守でいうと、攻めです。

売上に繋がらない時間とは、経理、資金調達、税務手続きといった、それをやったからといって直接売上が獲得できるわけではないけれども、経営のために必要な時間をいいます。

攻守でいうと、守りです。

で、基本的にこれらは自社で対応すべき業務になります。

でも、そうすると、経営者や社員の労働時間では足りないということが起きます。

そこで登場するのが士業やコンサルタントといった専門家です。

専門家は、会社や経営者がすべき手続きや作業を代わりにやることで、経営者や社員が本業に取り組める時間を増やす役割を担っています

なので、専門家へ報酬を支払うことは、経営者や社員が自分の時間を買っていることと同義だともいえます。


もっと言うと、専門家は、経営者や社員がやるべき手続きや作業の時間を減らすだけでなく、専門知識やノウハウを学ぶ時間を減らす役割も担っています。

特に士業に依頼する税務や法務といった専門知識は、それを自社の誰かが勉強して対応しようとすると膨大な時間を犠牲することになります。

そのような時間を犠牲にすることがないようにお手伝いするのが士業であり、このお手伝いをすることによってお客様の時間を増やしています。


ちなみに、士業とコンサルタントの違いで言うと、士業はどちらかというと守りの業務を代行することが多いかと思います。

反対に、コンサルタントは、例えばマーケティングコンサルタントや集客コンサルタントがいるように、攻めの業務で力になることが多いですよね。

どちらが重要というのはないのですが、同じ経営者でもそれぞれ攻めと守りの得意不得意があるので、両方で貢献できると理想的です。

お客様のお金を増やす

経営をしていくためにはお金を切らしてはいけないのですが、お金を増やすためには、入ってくるお金を増やすか、出て行くお金を減らすかして、総合的に増えていく流れをつくることが必要です。

お金を増やすという表現自体、下世話に聞こえるかもしれませんが、結局経営者はこれを期待して依頼してくださっていますし、これが実現できるとお客様は喜んでいただけるはずです。


入って来るお金を増やすほうの役割を期待されるのは、どちらかというとコンサルタントです。

売上を増やすためにマーケティングノウハウを教えてくれたり、商品がより良くなるようなアドバイスをくれたりする職業です。

これは、先ほどコンサルタントは攻めの業務で力になることが多いとお伝えしてたことと共通するかと思います。

いっぽうで、出て行くお金を減らすのは、どちらかというと士業です。

お客様が法律に違反して罰金や損害賠償金を支払わずに済むようにしたり、支払うべきではない税金を支払わなくていいようにしたりすることで、お客様のお金を守っています。

同じように、士業は守りの業務で力になることが多いということと共通するかと思います。

ただ、士業であっても、補助金や融資といった資金調達で入ってくるお金を増やすサポートができますし、マーケティングや商品開発のノウハウを持っている方もいるでしょう。

士業もコンサルタントも同じ

このように、士業もコンサルタントも、お客様に提供している価値は同じだと思っています。

つまり、その専門分野やノウハウがなんであれ、お客様の時間とお金を増やすお手伝いをすることで、結果的にお客様にどのような良い効果をもたらすことができるのか、が共通する評価基準なのだと思います

私の場合は、税理士という職業柄、無駄な税金と経理業務を省いて、お客様の時間とお金を増やすお手伝いをしています。

ちなみに、そのノウハウや情報提供はこちらの公式LINEで配信していますので、ご興味があればご登録ください。
ご相談事項があれば私に直接メッセージを送っていただくことも可能です。


もちろん、商売が変われば期待される価値は変わります。

お客様をより楽しい気持ちにしたり、よりかっこよくしたり、より健康にしたり、その商売によって価値はバラバラです。

今回は、私の職業を中心に考えてみましたが、ぜひ皆さんもご自身の商売が提供できる価値は何なのか、ということを考えてみていただければと思います。

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