当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
税理士の島田(@mshimada_tax)です。
税理士はざっくり言ってしまえばお金の専門家なのですが、人はビジネスをしていれば、いやむしろビジネスをしていなくてもお金の問題が付きまといます。
ビジネスの場面であればその責任を負うのは経営者です。
基本的には経営者が自らの責任において、経理や確定申告、資金調達の対応をすることになります。
ただ、それを阻むのが現代の複雑な税制です。
一般の方であれば、税務を選択を誤って余計な税金を払ったり、受けられるはずの優遇税制や軽減措置の見逃して余計な税金を払ったり、間違った処理をして後々罰金を受けたりするリスクが高いルールになってしまっています。
そして、それを回避するためには、自分で勉強するか、人に相談するかの2通りしかありません。
自分で勉強する場合は、それなりの時間と労力が必要です。
そうですね、少なくとも我々税理士は資格を取得するために3,000時間くらいは勉強しています。
自社のための必要最低限の知識とは言っても、軽く1,000時間は必要になるでしょう。
もし、その時間が取れないのであれば、人に相談することになります。
ただ、日本の法律上、税務の相談を税理士以外にするのは禁止されています。
厳密にいえば、報酬をもらうもらわない関係なく、です。
なので、複雑な税制を攻略するためには半自動的に税理士に相談するしかありません。
ただ、私個人的には法律に関係なく、経営者の方には、税理士を頼って複雑な税制に悩む時間を減らしていただきたいと考えています。
理想をいえば、経営者が税金やお金で悩むことなく、週末はゆっくり家族と出かけたり、自分の趣味を楽しんだりするプライベートの時間をたっぷりとっていただきたいという想いがあります。
そこで、このブログでは経営者の方が、税金をはじめとしたお金や経営の課題に悩む時間を減らすためのヒントを発信していきます。
ご自身に必要な情報をピックアップしていただければ大変嬉しく思います。
自己紹介

島田 征樹(シマダ マサキ)
「経営状態を一番よく理解している税理士が経営参謀にならなくて誰がなるんだ」をモットーに、売上の最大化と社長の自己実現を伴走サポートしています。
クライアントの多くは、中小企業の経営者、後継者(承継予定の方も含む)、フリーランスの方です。
今後の日本経済の担う経営者がイキイキと経営できないと、30代前半である私自身の未来も危ない、という当事者意識をもってクライアントと日々向き合っています。
- 税理士
- 認定経営革新等支援機関(中小企業庁)
- キャッシュフローコーチ®
- 理念実現パートナー®
1990年7月5日生まれ(大谷翔平選手と同じ)
富山県中新川郡立山町生まれ、横浜市在住
中央大学大学院経済学研究科 修了
- 趣味:筋トレ(自宅トレ専門)、スノーボード、朝活、水曜どうでしょう鑑賞、海外ドラマ鑑賞、映画鑑賞(マーベル)
- 好きなタイプ:自責思考、謙虚で貪欲な人
- 嫌いなタイプ:他責思考、パーソナルスペース考えない人
無力を感じた勤務時代
新卒で大手の税理士法人に就職しました。
大規模な顧客と関わることができる醍醐味はあったのですが、税務という分野の中でもかなり専門的な業務しか経験できないことに、歯がゆさというか、物足りなさを感じていました。
というのも、顧客である大企業にとっては税務は経理業務のほんの一部分でしかありません。
せっかく企業の経営数字を把握できる立場にあっても、税務のみの関与しかできず経営判断に関与することがなかったので、世の中の役に立っている、という実感が湧かなかったんですね。
まあ、贅沢な悩みといえば贅沢な悩みで、お金がどうこうではなく、精神的に満たされなかったということです。
念のためお伝えしておきますが、勤めていた税理士法人には本当に感謝しています。右も左も分からない、ただの若造にたくさんのチャンスを与えてくださいましたし、かけがえのない仲間もできました。
ただ、世の中の役に立てているという実感を得て、その結果としてそこそこ稼ぎたい、という欲求は抑えられず、あとさき考えずとりあえず独立した、という経緯があります。

そして、独立後も決して順風満帆であったわけではありません。
普通の人が経験しないであろう経験もしてきています。
でも、独立してお客さんから言われる「島田さんと出会えてよかった」という言葉は、世の中の役に立っている実感が湧かなかった過去を振り返ると、心身ともに染みるものがあります。
税務顧問+αというスタイル
前職を退職して少しの休暇期間を経たあと、経営コンサルティングをメインに活動しはじめました。
今も続けてはいて、主に事業計画策定や融資支援、理念策定支援をしていますが、深く感じたのは、コンサルティングは税理士業務との連携が不可欠だということです。
なぜ最初から気づかなかったのかと言われればその通りで、反省しかないのですが、この経験で税理士という職業の必要性を再認識しました。
具体的にいうと、どんなコンサルティングをする場合であっても、お客様の経営数字やビジネスモデルを適時適切に把握する必要があり、そこに最も深く早く到達することができるのは税理士だということに気がついたのです。
それまでは、私以外の顧問税理士さんから試算表等をご提供いただき、私が資料を準備してお客様と経営会議を行っていました。
でも、それではタイムラグがありますし、帳簿レベルで見てないのでお客様が行っている取引を深く早く把握することができません。
根本から経営の底上げをするためには、最新の経営状態を表す生きた数字に基づいて、ベストなタイミングで計画を練ったり、改善したりすることが必要です。
そこで、今の私の基本的なサービスメニューは、1階(基本)に税務顧問サービス、2階(オプション)にコンサルティングサービスを置いています。
2階部分は必要であればご依頼いただく形です。
お客様と目指す未来
税務顧問サービスのコンセプトは、お客様が抱える経理業務の時間とストレスを最小限にすること、です。
というのも、税理士の役割は、お客様が本業に集中する時間やプライベートを楽しむ時間を作ることだと考えているからです。
ここでいう本業とは、営業、集客、マーケティング、商品開発といった、売上を獲得するために必要な、いわば攻めの業務を言います。
いっぽうで、経理業務は、それをやったからといって直接売上が獲得できるわけではないけれども、経営のために必要な、いわば守りの業務になります。
私が税務顧問としてお客様と目指すのは、経営者の業務を攻め9割、守り1割のバランスにすることです。
クラウド会計をはじめとしたITの力で、守り(経理)の業務の負担を1割に近づけていきます。
そして、その過程で経理業務フローの改善や資金調達が必要であれば、これを実現するためのコンサルティグをしてきます。
ちなみに、私がいうコンサルティングは、税務代理、税務書類の作成、税務相談といった税理士の独占業務以外で、経理やお金に関する課題を解決する支援業務をいいます。
たとえば、経理マニュアルの導入支援や、資金調達に必要な事業計画書の作成支援がそうです。
これらの支援を通じて、人材不足を経理の仕組み化で解決したり、新たな挑戦に必要な資金を集めるお手伝いをしたりします。
あとは、人の問題があればMVV(ミッション、ビジョン、バリュー)の策定支援を通じて、組織育成の支援もしています。
税務もコンサルも両方知っているからこそ
先ほど私の経験上、コンサルティングには税理士業務での関わりが不可欠だということをお話ししました。
そう言えるのは、私自身がどちらも経験しているからです。
税務顧問をし、その後コンサルティングをメインに活動した経験があるので、税務顧問を基本として必要に応じてコンサルティングの支援をする、というこの順番の大切さを身に染みて感じました。
そして何より、これはお客様にとってもメリットがあると考えています。
というのも、経営者と同等かそれ以上に経営状態を詳しく理解している税理士が、税務顧問とコンサルティングをワンストップで提供できると、お客様はコストを削減できますし、時間の節約にもなるからです。
事業を営んでいる経営者であれば法人であれ個人であれ、そのほとんどは、税理士と顧問契約を締結しているはずですよね。
なので、私がお伝えしたいのは、税理士と税務顧問だけの付き合いではなくて、自社の課題に応じてをフル活用してもらいたいということです。
大切にしていること
私は家族みんなが健康でそこそこ豊かな暮らし、を大切にしています。
ここで言っている健康は、精神面・身体面の両方です。
というのも、お客様からすると、不健康で生活に困窮している税理士には相談しづらいと思うからです。
私ならその税理士の発言に正当性を感じることはできませんし、「まずはあなたが自分自身を改善してください」と言いたくなってしまいます。
ですので、自分や家族が豊かになれない仕事や働き方はしません。
もちろん、お客様は大事な方ですし、お客様にも豊かな暮らしをしていただきたいので、だからこそ、お互いの価値観を共有できて理解し合えるの方と仕事をしていきたいのです。
なので、このプロフィールやブログ、SNSをみていただいて、興味が湧いたり一緒に仕事がしたい、という方はX(Twitter)のDMでも、お問い合わせフォームでも、何でも良いので声をかけていただければ嬉しく思います。
提供しているサービス
長期的な顧問契約はもちろん大歓迎なのですが、いくら私の発信やプロフィールをみていても、いざ契約して「やっぱりちょっと違う」となる可能性をゼロにすることはできないので、まずは単発の面談をおススメしています。
いや、まだそこまでじゃないけど興味はある、という方はLINEに登録をしていただければと思います。
質問や相談があれば、LINEで直接回答することが可能ですので、よろしければぜひ。