【note】フリーランスのお金と暮らしの話

内気な人間がコンサルで対話するときの心構え

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基本的に、インドア派で人付き合いが苦手です。

そんな人間が、
対話が基本となるコンサルティングをしています。

今回は個人的に話すときに意識している心構えをお伝えします。

ただ、各々の性格で意識することは変わりますので、
今回の記事はある一人の「例」程度にお読みいただければと。

コーチングといったテクニカルな話ではありません。

対話で大活躍するiPad
目次

話すことの苦手レベル

当然のことながら、人前で話すのは苦手です。
セミナーや講師を何回も経験していますが、基本苦手です。

どれくらい苦手かというと、過呼吸になるレベルです。
息継ぎができません。
できないというか、無意識に息を吸うだけになり、吐いていない状態になります。

その状態が続き、息苦しさに気づいたときに、吐くことを意識して回復します。

こういう経験が何度かあります。

面接で詰められたとき、
社内研修で人前で話したとき、

この症状が現われました。

コロナ禍から段々リアルで話す機会も増えてきました。

一対一の場面も苦手です。
特に電話でクライアントと話す場面は苦痛でした。

前職では、申告書をつくるために、クライアントに質問をしなければいけないことが沢山でてきます。
その質問事項をメールで解決できない場合は、電話を使う必要があります。

実際、クライアントに電話を掛ける前に、
何からどう聞いていくのか、を何度もシミュレーションしていました。

上司に相談する場面でも同じです。
何を伝え、何を聞くべきなのか、何度も事前に確認してから話しかけていました。

ですので、作業スピードは人並み以下だったと思います。

どういうときに緊張するのか

このような緊張し過ぎる状況は、どのようなときに起こるのかを考えてみました。

結論からいうと、

他人の目を気にし過ぎると緊張する

という共通項を発見しました。

他人の目を気にするとは、
自分が相手からどう見られているか、どう思われているか、が心配になるということです。

つまり、意識の矢印が自分に向いている状態です。

【緊張状態】
自分←相手を意識している

一対多で話すときも、一対一で話すときも、違いはありません。

では次に、なぜこの状態が緊張につながるのかという、理由の解釈です。

それは、他人を目を気にするからこそ、自分の言動や思考を捻じ曲げる必要があるから、です。
その結果、自分で勝手に余裕をなくす思考回路が出来上がるから、です。

緊張とは、余裕がなくなるから起こるものです。
矢印が自分の方向に向いていると、言いたいことを言うか言わないか、
別の表現に変えるか、といった交通整理をしなければいけません。

これが緊張の要因であると考えています。

では逆に、どういう状態であれば緊張状態が和らぐのかを次からお伝えしていきます。

自分→相手を意識する

答えはとてもシンプルです。

【緊張していない状態】
自分→相手を意識している

具体的に、自分→相手とはどういう状態のことかというと、

相手に興味を持って踏み込んでいる

状態です。
意識のベクトルが自分ではなく、相手に向いているイメージです。

思考の違いを口語的に表現すると、

自分←相手:相手からどのように思われているか
自分→相手:相手がなぜそのように考えるのか


というようなイメージです。

この意識は、コンサルティングの面談の場面だけではなく、セミナーなどの一対多の場面でも有効です。

「なぜわざわざ参加してくださったのか」
「なぜつまらなさそうな顔をしているのか」
「社長の指示でイヤイヤ参加しているのか」
「この話は相手にとってどういう価値があるのか」

というような思考です。

ではなぜ、相手にベクトルが向いていると緊張しづらいのか、という自論をお伝えします。

それは、場の主導権を握ることができるからです。
コントロールができると、自分の言動や思考を捻じ曲げ、余裕をなくすことがなくなります。

そして何より、
結果的に自分ではなく、相手に与える価値を優先的に考えているため、相手のためになります。

ちなみに、踏み込んでいる状態は、土足でずかずか、という意味ではありません。
特に核心に迫るときは、必ず前置きをしています。

前置きとは、

「~のために少し突っ込んだ質問をしますが」
「私の理解が間違っていたら言ってください」

というようなクッションです。

まとめ

過去の経験を振り返ると、よくこの仕事ができているな、と感じることがあります。

一方で、対話をして相手に貢献する仕事をしているわけなので、
自分なりのコツを今回の投稿で整理してみました。

まとめると、

意識のベクトルを相手に向ける

これが意識していることです。

特に、他人の目を気にしがちな性格であるからこそ、
気をつけるべき要素なのだと感じています。

◆編集後記

アマゾンプライムで配信している
「ジャック・ライアン」のシーズン3をみ終わりました。
海外ドラマみていて、いつも感じるのは、
日本人は外見的に銃が似合わない、ということです。
(平和で良いことですが)

◆家トレ日記

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◆ 1day1new

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