自分の「強み」が見つからない、「強み」がある人が羨ましい、という感情になったことがあるのは、他の誰でもなく私自身。
今回は、そんな「強み」との向き合い方をお話ししていきます。
「強み」なんてなくて当たり前
冒頭にお伝えしたような、自分自身の「強み」に対する不安はずっとありました(現在もないわけではない)が、そんなものは後からどうにかするしかない、というのが最近の実感です。
「強み」は一言でいうと、他の人より優れている点、を意味します。少し難しめの表現をすると、差別化できている点、ともいえるでしょうか。
特に、独立後は、食べていくために自分の力でお客様を獲得しなければいけません。その獲得のための活動、いわゆる営業をはじめるにあたって必ず考えるのは、自分の「強み」です。
ただ、時間をかけて自分の過去を振り返ってみても「強み」がうまく見つけられないときがあります。より正確にいうと、自分がやりたいことに活かせられる「強み」が見つからない、というようなケースです。
たとえば、Aという分野を辞めてBという分野で仕事をしたいけれども、Bでの経験や人脈がない、といったことです。
会社経営でも同じことがいえます。新しい事業に挑戦したいけれども、そのための資金的、人的な資源がない、というお悩みはよく見聞きします。
でも、そこに対して悲観的になる必要は全くないと思っています。なぜなら、「強み」がないのは当たり前であり、後天的に身につけるものだからです。
かの有名な大谷選手だって、産まれた瞬間は一般人と何ら変わらなかったはずです。最初から世界一になれる要素を持ち合わせていたわけなく、努力で後天的に「強み」を身につけたはずですよね。
後天的だから可能性しかない
「強み」は後天的に身につけられるものだからこそ、伸びしろはいくらでもあります。要するに、「強み」がないことは「強み」にできるチャンスがあるということです。
ですので、「強み」がないと気づけたこと自体、一歩前進しているともいえます。その「強み」がないポイントに対して力を注げばいいということが分かっているからです。
つまり、経験がなければ今から経験すれば良いということです。経験がないから「強み」がないのではなく、経験がないからこそ経験して「強み」にすることができる、という意味です。
スキルの関しても同じです。資格がないなら資格をとればいいのです。私ももともと経営数字に関するノウハウはなかったですが、税理士試験を受けて合格して、実務を重ねることでその能力が「強み」になりました。
また、コンサルティングスキルがないから講座を受け実践することで、経営コンサルティングが仕事になるくらい「強み」になりましたし、マーケティングの知識がないから勉強してブログなどの発信ができています。
この点で、むしろ、「強み」がないことに気づくことができなければピンチといえるかもしれません。なぜなら、その「強み」がないポイントを「強み」にすることではじめてアップデート(成長)できるからです。
ですので、足りない「強み」を見つけ、試行錯誤を繰り返して「強み」にしていきましょう。
後天的だから早くやるべき
そして、「強み」は後天的だからこそ、いかに早く手に入れられるのかが勝負です。
というのも、先ほどの大谷選手の例と同じで、スタートは全員「強み」はないというのは同じ条件なので、「強み」を先に身につけられた人が先行者利益を獲得することができるからです。
また、なるべく早く「強み」を身につけることで、たくさんの「強み」を持てるチャンスが大きくなります。もっている「強み」の数が増えれば増えるほど、唯一無二の存在になることができます。
これはまさに「強み」が差別化である、ということにつながります。
少し話は逸れますが、いままでの学校教育では、「こうあるべき」という均一的な教えが押し付けられているため、「強み」が発揮されにくい思考になっているのかもしれません。
もっというと、学校教育だけではなく、社会に出ても会社から同じような教育を受けるのが一般的です。
何が言いたいのかというと、だからこそ、「強み」は後天的なものになりやすく、他の人より早く身につけることがポイントになる、ということです。
まとめ
今回は、
・「強み」がないのは当たり前である
・「強み」ではない部分は「強み」にできる可能性を秘めている
・「強み」は早く身につけたほうがメリットがある
ということをお伝えしました。
いま「強み」がないからといってネガティブ思考になる必要はなく、むしろそれをポジティブに捉えて行動していきたいところです。
◆編集後記
今日は雨。
黄砂も落ち着きそうで安心です。
◆家トレ日記
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