【note】フリーランスのお金と暮らしの話

大人の学びの場で意識すべきこと

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こんにちは、島田(@mshimada_tax)です。

独立後はよく学びの場に出向いていますが、ひと言で学びの場といっても、講座、研修、セミナー、勉強会と、名称も形式も内容も様々あります。

大先生と呼ばれる人の話を聞く機会があれば、同じ境遇の同士で勉強会を企画することもあるでしょう。

そして、そういう場にいけばキラキラした世界が目に入り、キラキラした話が耳に入って来ます。

ただ、それらに惑わされることなく、本当に自分のためになる学びを得なければいけません。

そこで、今回は、私なりの学ぶことに関するこだわりをお話していきます。全部で3つです。

本日も学びの場へ。
目次

人のマネは無理だと知る

まずお話するのは、私自身が勘違いしていたことです。

何かというと、学びの場に行って、知識やノウハウを学べば、教えてくださったその人のマネができるようになる、という勘違いです。

敢えてお伝えしますが、教えてもらう知識やノウハウ自体がお客様に喜ばれているというのは事実です。

その前提で、全く同じようにそれをマネできるかと言われると、無理なわけです。

むしろ、マネできる機会すら訪れないかもしれませんし、下手にマネすると劣化コピーになる可能性があります。

ただ、それは当然なわけです。

なぜなら、そのコンテンツを扱う人間の経歴、思考、性格、性別、得意分野など、全てが違うからです。

この違いを無視してマネしようとするのは「むりげー」極まりありません。


そこで重要なのは、学んだ知識やノウハウをいかに自分のリソースと掛け合わせられるか、ということです。

自分のリソースとは、掛け合わせる材料であり、具体的には自分の強みを指します。

強みは、自分が得意なことでもいいですし、今まで克服した経験や、人間関係などがあります。

要は、学んだものをどう料理できるかがキモになる、ということです。

だからこそ商品やサービスが魅力的になるし、他者との差別化ができるようになります。

むしろ仮に、自分が簡単にマネができてしまっても、お客様には経験値のある先人が選ばれることになるので、学んだコンテンツで勝てる可能性は少なくなります。

この辺りの、コンテンツを仕入れて、キャラクターという強みを活かす商品力のつけ方については、こちらの記事を参考にしていただければと思います。

複数の目的を言語化する

タイトルの「複数の目的を言語化する」が意味するところは、その学びの場にいく目的を事前に明確にしておくということです。

具体的には、学びの場に行く前に3つ以上、その目的を言語化することをおススメします。

逆に、3つ以上言語化できなかったら、時間をかけて行く理由が乏しいということなので、参加しないほうがいいという判断基準にもなります。

たとえば、ある講座に参加するのなら次のように設定できると思います。

  1. 知識を習得する
  2. 講師の話し方を分析する
  3. 講師に仕事の相談をする
  4. 参加者と情報交換する
  5. 運営側の体制を観察する

重要なのは、事前にアンテナを立てておくということです。

というのも、カラーバス効果という心理効果で効率よく学習することができるからです。

(私が心理学素人という前提で)カラーバス効果を説明しておくと、カラーバス効果とは、脳内で意識している情報が自然と目に入ってくる現象をいいます。

車はSUVが欲しいなと思ったら、その日から外出するたびに、街中を走っているSUVが気になってしまうということはありませんか?(私がそうです)

これと同じで、学びの場に参加する際に目的を言語化して、アンテナを立たせておくと、インプットできる情報量が増え、学びの密度が濃くなるということです。

結果的に、費用対効果が上がります。

実践を意識する

いくら知識やノウハウを学んだところで使ってみなければ意味がありません。

自分に合っているのか、合っていないのかを検証するだけでもやってみましょう。

検証に関して、私は次のどちらのパターンを経験しています。

  • 学んだときは扱いづらいという印象だったが、実践したら意外としっくりきた
  • 学んだときはできそうな気がしたが、いざ実践してみると難しかった

おススメは、サービスとして提供する前に検証することです。

検証するのはあくまで検証なので、テスト感覚で問題ありません。

なので、相手は身近な人であれば十分です。

ご家族や友人にテストがてら検証したり、学んだことを話してみてもいいでしょう。

相手がいなければその学びの場に一緒にいる仲間に声をかけて、サービスの受け手側になってもらうこともできます。

これは意外と有効です。

なぜなら、その仲間も相手を探していることが多いからです。


そして、この検証の過程で、最初にお伝えした自分のリソースとの掛け合わせをすることができます

その過程を経て、自分のなかに使えるノウハウとして落とし込み、お客様にご提供することを目指していいかと思います。

検証済みのノウハウのほうが、お客様も自分も安心して関わることができますし。

まとめ

今回は、個人的に学びの場でインプットするときに気をつけていることをお伝えしました。

新しい学びの場で意識していること
・人のマネは無理だと知る
・目的を複数言語化する
・実践を意識する

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